注目!成功のヒント。アロマ減圧水蒸気蒸留装置「導入事例」
弊社パートナーの株式会社本村製作所が開発する、アロマ減圧水蒸気蒸留装置の新たな導入先へ取材に行きました。今回の取材先は、高知県土佐市にあります有限会社戸田商行。 同社は創業以来「木毛(もくめん)」の製造事業を行っている企業です。「木毛(もくめん)」とは、木の緩衝剤の総称です。木材を専用の機械で薄く削る加工を行い製造される商品です。現在日本国内で木毛の製造を手がける企業は同社のみです。
同社はコロナ禍における事業再構築補助金を利用し、2020年アロマ減圧水蒸気蒸留装置の100L型を導入しました。数年前からアロマに着目し事業化の構想がありましたが、コロナでこれまでの状況が大きく変化する中、この機会を利用し、アロマという更なる事業をスタートさせました。 事業開始後わずか数年でアロマ事業も軌道に乗り、海外企業とのB to Bも順調に行っています。今後の発展が益々楽しみであり、注目の企業の印象を受けました。
これまでも弊社にアロマに関する多くの相談を頂きました。同社と同じ様に事業化についてのご相談も多々ございました。その中で共通していることは、ある原料からアロマオイルを抽出させることが目的となっており、本来の事業目的や事業スキームが明確でないケースがほとんどと言えます。 アロマで事業化を考えるには、事業の目的を明確にし、それを達成させるためのスキームを組み立て、その中で、マーケティング、ブランディング、営業戦略を築かなければ、アロマオイルは抽出できても、事業を遂行するのは困難であります。 今回代表であるの戸田社長から色々お話しを伺う中で、この新たにスタートさせたアロマ事業は、これら計画をしっかり行っている結果であるのが大変良く伝わり感銘を受けました。