長崎県平戸産「平戸夏香」アロマ蒸留試験を実施
長崎県平戸市でアロマ事業を開始させる事業者様のご依頼で、長崎県平戸市の柑橘ブランド「平戸夏香」のアロマ蒸留試験を行いました。原料は地元食品加工会社のマーマレード製造時に不必要になった果皮からアロマ蒸留を行いました。 平戸夏香は、ベースが柚子、独自の栽培方法から生まれた日向夏です。通常の日向夏と比べ、色も黄色味が強く、香りもより清涼感を感じました。 地元では、ブリ等の養殖魚の餌にも使われており、平戸なつ香ブリとしてブランド化されています。 今回の蒸留試験内容は、原料(果皮)合計4.7kg、常圧蒸留(100℃)で行いました。 最初に原料をペースト状に加工し、蒸発釜に投入、水はりを行い蒸留スタート。蒸留開始早々に大変多くのアロマオイルが抽出され始めました。
アロマオイルの抽出量や香りは原料次第の部分はございますが、多く保有している原料からは、蒸留開始直後から出てくる量が違います。 蒸留開始後約40分で約80ccのアロマオイルが採取できました。香りも非常にナイーブで上品な香りが採取できました。
アロマオイルは原料次第は当然ですが、それを蒸留する蒸留機の性能にも大きく異なります。 弊社はパートナーの株式会社本村製作所とコラボレーションしており、同社が開発する「アロマ減圧水蒸気蒸留装置」は、機能性、品質共に非常に優れており、蒸留時間も約60分で完了、洗浄も上記洗浄のみと、全てにおいて高パフォーマンスです。 アロマの蒸留をご検討されてる方はぜひチェックしてみてください。