大学卒業後、自動車メーカー、旅行会社に勤務後、企画広告制作会社にて、DTP制作事業部、ネットショップ事業部、サロン・スクール事業部での、企画・営業・講師経験を経て、2008年11月に独立。現在は、「言の葉」と「セルフケアセラピー」を統合した「言の和セラピー(商標登録済)」を、東京都内を中心に普及活動中。
取得資格
(社)日本アロマ環境協会認定
アロマテラピーインストラクター
(社)日本アロマ環境協会認定
アロマセラピスト
(社)日本産業カウンセラー協会認定
産業カウンセラー
命名言霊学協会認定
ことだま師・ことだま入門講師
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第3回目は『精油(エッセンシャルオイル)』についてお話ししたいと思います。
精油(エッセンシャルオイル)は、植物の花、葉、果皮、樹皮、根、種子、樹脂などから抽出した天然の素材です。有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質です。精油は、各植物によって特有の香りと機能をもち、アロマテラピーの基本となるものです。
植物から精油を製造する方法は、その精油成分の特性により、いくつかの製造法があります。
(1)水蒸気蒸留法 (2)圧搾法 (3)揮発性有機溶剤抽出法 などです。
水蒸気蒸留法の詳細については「減圧水蒸気蒸留の原理」でご紹介しておりますので、ご参照ください。
精油(エッセンシャルオイル)は3つの大きな特徴を持っています。
強い香りがする「芳香性」、空気中に放置しておくと蒸発する「揮発性」、水に溶けにくく、油に溶けやすい「親油性(脂溶性)」という特徴です。そのほかにも光や熱、酸素によって劣化する特性を持つため、取り扱いには充分な注意が必要です。
また、「油」という文字が含まれている精油ですが、植物油などの「油脂」ではありません。植物が作り出した100%天然の化学物質である有機化合物が集まってできたものです。
そして、この天然の有機化合物である精油(エッセンシャルオイル)は、私たちの心と身体にさまざまな作用をもたらしてくれます。実際にどのような作用があるのか?
このあたりについては、次回ご紹介したいと思います。お楽しみに。
Text by WAKO
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