アロマ減圧水蒸気蒸留装置の設置場所視察へ

2025.5.30

アロマ減圧水蒸気蒸留装置の設置場所視察へ

現在アロマ減圧水蒸気蒸留装置の100ℓ型の導入をご検討されてる某事業者様の元へ、メーアー担当者と共に設置予定場所の視察へ行ってきました。事業者様の本社所在地は、中国地方の美しい日本海沿いの。大変穏やかで広大な土地で、柚子をはじめ様々な柑橘を育て、国内はもちろん海外に広く柑橘の加工品の輸出を行っている企業です。今回加工時の残渣からアロマオイルを抽出し、新たな事業を行うにあたり、アロマ減圧水蒸気蒸留装置の100ℓ型の導入をされます。
 
蒸留機設置場所
 
設置場所は現在候補として二箇所で検討されていますが、蒸留機を設置するにあたっては、天井の高さやユニット設置に伴うスペース確保、給水、ポイラーからのドレーン排水、ボイラー配管設置、搬入口の広さ等々設置に適した場所を、お客さまの作業オペレーションと照らし合わせ、最も作業効率があがる場所で決定を行います。
お客さまが設置したい場所で設置可能か、可能にするにはどうするかをお客さまと共に相談し決定します。
 
ボイラー設置場所

クラフトジン開発製造ミーティング

2025.5.25

クラフトジン開発製造ミーティング

昨年夏より、個性的なクラフトジンの製造販売する事業者様へアロマ減圧水蒸気蒸留装置のコーディネートをしています。
某事業者はこれまで2種類のクラフトジンの製造販売を行って来ており、これまでは委託での製造をしておりますが、今回ご自身で蒸留所を開設されます。それに伴い蒸留所設計に必要な設備、要望に適したパフォーマンスを得るための仕様や装置容量、ユニット等、最善な策をメーカー担当者と共に協議を重ねつつ、また今後の事業における事業スキームやマーケティングにおけるコンサルティングを行っています。年内から来年早い段階でのクラフトジン蒸留所開設を目標にお手伝いをしております。
 
クラフトジンの蒸留

アロマ蒸留試験結果(柚子残渣)

2025.5 .23

アロマ蒸留試験(柚子残渣)

先日某企業のご依頼で、柚子の加工後の残渣からアロマ蒸留試験を行いました。これまで残渣は主に家畜の餌や産業廃棄物として費用をかけて廃棄処理してきましたが、新たなビジネス展開を行うにあたり、アロマ蒸留試験を行いました。柑橘の残渣からのアロマ蒸留試験はこれまで多くの依頼があり試験を行ってますが、残渣はフレッシュの果皮に比べ、精油の回収率は少ないのですが、今回の柚子残渣からはフレッシュの果皮と同等くらいの精油が回収できました。
残渣は加工の段階での圧搾の仕方で、果皮に残る精油の残量が異なります。また今回の残渣は4年前の冷凍保存のものでした。
まだまだ費用かけて残渣を廃棄処分しているや、安価で家畜の餌として売る事業者さんも少なくありません。アロマは国内外様々な事業で活用されています。産業廃棄物(ゴミ)として費用を払って処分するのではなく、サスティナブルな事業として、アロマで新たなビジネスを行い収益化を模索してはと思います。