クラフトビール蒸留所開設に向けて

2025.8.25

クラフトビール蒸留所開設に向けて

クラフトビール蒸留所の開設に伴い現場視察を行いました。クラフトビール蒸留所は福岡県久留米市を拠点とする事業者様となります。弊社で蒸留機及びユニットのコーディネートを行い、今回正式に導入に向けての現場立ち合いを行いました。蒸留機は、アロマ減圧水蒸気蒸留装置/100L型となります。蒸留機、ボイラー、チラーの設置場所、給水、配管、ドレーン排水、チラー排水等、しっかり蒸留所として機能しやすいレイアウトや、設備面を、ボイラー会社、施工会社、水道工事事業者、土木事業者立ち合いのもと、全体でコンセンサスを図りました。
 
クラフトジン蒸留所
 
本装置は、アロマの蒸留以外にも、クラフトビールの蒸留機として昨今多くの都いわせと導入も増えてきています。クラフトジン、クラフト焼酎など、繊細な香りやオリジナリティ溢れる香りを必要とする、酒類の製造にも高パフォーマンスが発揮され、大変嬉しい声を頂戴しております。

クロモジアロマ蒸留試験

2025.8.22

クロモジアロマ蒸留試験

現在福岡県内の某村のアロマ地域ブランディングを行っています。これまで幾度とアロマの原料となり得る村内の素材を調査、打ち合わせを重ねてきましたが、特に珍しい特産や素材も乏しい状況でした。しかし村内の山中にクロモジの群生地がある情報を頂き、現地調査を行い、後日役場担当者が原料を収穫し、早速クロモジアロマの蒸留試験を行いました。
クロモジは収穫後乾燥させ、試験では約4kgを常圧(100℃)で、約90分間蒸留しました。これまでもクロモジは、アロマ蒸留試験にて多くのお客さまからのご依頼で蒸留試験を行っていますが、クロモジの性質上、精油の回収率は良いものから全く回収されないものまで様々でした。今回もどっちに転ぶかハラハラしてましたが、蒸留開始20分後精油が流れ出してきました。気づけば約0.5%とクロモジにしてはまずまずの精油が回収できました。香りも柑橘系を思わせる爽やかで柔らかい香りが回収できました。これからクロモジとその他の原料を活用し、商品開発や様々な企画をたて、村のブランディングを行っていきます。

クラフトジン開発製造ミーティング

2025.5.25

クラフトジン開発製造ミーティング

昨年夏より、個性的なクラフトジンの製造販売する事業者様へアロマ減圧水蒸気蒸留装置のコーディネートをしています。
某事業者はこれまで2種類のクラフトジンの製造販売を行って来ており、これまでは委託での製造をしておりますが、今回ご自身で蒸留所を開設されます。それに伴い蒸留所設計に必要な設備、要望に適したパフォーマンスを得るための仕様や装置容量、ユニット等、最善な策をメーカー担当者と共に協議を重ねつつ、また今後の事業における事業スキームやマーケティングにおけるコンサルティングを行っています。年内から来年早い段階でのクラフトジン蒸留所開設を目標にお手伝いをしております。
 
クラフトジンの蒸留

減圧蒸留装置(オプション②)/丸型サイドグラス

2024.12 .25

減圧蒸留装置(オプション②)/丸型サイドグラス

オプションで蒸発釜と留液タンクへ丸型サイドグラスの拡充がおこなえます。サイドグラスを設けることで、外側から中の様子が確認できると共に、取り付けがへルールのため、取り外しと洗浄が容易におこなえる様になります。
 

減圧蒸留装置、仕様変更 ④(拡充)/給水口

2024.12 .6

減圧蒸留装置、仕様変更 ④(拡充)/給水口

これまで蒸留釜への給水をおこなう際、蒸留釜の上部からホースでの給水をおこなっていました。その場合、蓋(ふた)もアロマカゴも外した状態で水張りをする必要がありました。
そこで蒸留釜の側面に給水口を設け、標準仕様と致しました。給水口を設けたことで、水が溜まるまでホースを手放せないや、給水後でないと蓋(ふた)やアロマ籠をセットできない等々の不便さが解消し、作業効率が格段に向上しました。
 

減圧蒸留装置、仕様変更 ③(拡充)/蒸留釜蓋(ふた)

2024.11 .26

減圧蒸留装置、仕様変更 ③(拡充)/蒸留釜蓋(ふた)

蒸留釜の蓋にヒンジを拡充し標準仕様になりました。これまでは重量のある蓋を両手で取り外す必要がありましたが、ヒンジを付けたことで、炊飯器の様にスムーズな開閉が可能になり、作業の手間が大幅に軽減されました。
 

減圧蒸留装置、仕様変更 ②(拡充)/液出口

2024.11 .21

減圧蒸留装置、仕様変更 ②(拡充)/液出口

これまでの仕様では特に煮出し蒸留をおこなった後、蒸発釜から排液をおこなう際に、蒸留した原料の大きさによっては残渣が目詰まりする場合もございました。そこで液出口のサイズを拡大し標準仕様としました。これにより原料残渣の目詰まりも改善され、目詰まりによる作業ストレスも解消されました。
 
 

減圧蒸留装置、仕様変更 ①(拡充)/油水分離器

2024.11 .19

減圧蒸留装置、仕様変更 ①(拡充)/油水分離器

これまでのフランジボルト締めから、へルールクランプ取合いへ変更し、標準仕様といたしました。へルールに変更したことで、油水分離器の取り外しが容易になりました。特に洗浄をおこなう際、基本は約40分間装置内に蒸気をくぐらせることで洗浄をおこないますが、原料によっては蒸気だけでは臭いや油分など落ちにくいものもございます。その際、ワンタッチでの脱着が可能になり、スムーズな手洗い洗浄がおこなえる様になりました。またメンテナンスの手間も軽減されました。
 
油水分離器

これからのアロマに必要なこと。

2024.10 .30

これからのアロマに必要なこと。

前回のTOPIXでもお話ししましたが、昨今アロマにおける市場は飽和状態化していると思われます。アロマは様々な事業や商品に使用され、私たちの生活の中に馴染んでいます。 生活に当たり前に香りがあり、自分の好みの香りの商品などを選ぶことは、ごくごく普通のことになっているのではないでしょうか!?
これからのアロマビジネスに関連する事業や商品やサービスは、これからの時代、消費者へこれまでの当たり前から更に深掘りした提案が必要と思われます。
2024年9月20日のTOPIXにも公開しましたが、ウェルネス(Wellness)視点は、これからのアロマビジネスを行う方々、生活にアロマを取り入れている方々にとって、ひとつの基軸になるのではと考えます。 ウェルネスという概念の中、アロマをどう生活に取り入れ、どう有意義なライフスタイルを築くのかまでを深掘りし提案することで、これまでのアロマに対する考え方からより一層生活者のライフスタイルに寄り添った提案が行えると考えます。
リラクゼーションや予防医学など、ライフスタイルにより良いモノや自分にとって必要なモノなど、人々にとって商品やサービスが選ばれやすく、選びやすくなるのではないかと私たちは考えます。
 
ウェルネスアロマ
 
SDGsの取り組みやサステナビリティな考え方が浸透してきた今、ライフスタイルを自然とウェルネス視点を取り入れてる方々も増えてきている印象です。 これまで事業者は消費させることが目的であった時代から、ターゲットになり得る方たちのライフスタイルの中の出来事やきっかけづくりまで考え想像したモノづくりの提案が重要になります。
 
アロマビジネスをお考えの方はコチラまでお気軽にへご相談ください。
減圧蒸留装置に関してはコチラ、またはお電話にてお問い合わせください。