減圧蒸留装置、仕様変更 ①(拡充)/油水分離器

2024.11 .19

減圧蒸留装置、仕様変更 ①(拡充)/油水分離器

これまでのフランジボルト締めから、へルールクランプ取合いへ変更し、標準仕様といたしました。へルールに変更したことで、油水分離器の取り外しが容易になりました。特に洗浄をおこなう際、基本は約40分間装置内に蒸気をくぐらせることで洗浄をおこないますが、原料によっては蒸気だけでは臭いや油分など落ちにくいものもございます。その際、ワンタッチでの脱着が可能になり、スムーズな手洗い洗浄がおこなえる様になりました。またメンテナンスの手間も軽減されました。
 
油水分離器

これからのアロマに必要なこと。

2024.10 .30

これからのアロマに必要なこと。

前回のTOPIXでもお話ししましたが、昨今アロマにおける市場は飽和状態化していると思われます。アロマは様々な事業や商品に使用され、私たちの生活の中に馴染んでいます。 生活に当たり前に香りがあり、自分の好みの香りの商品などを選ぶことは、ごくごく普通のことになっているのではないでしょうか!?
これからのアロマビジネスに関連する事業や商品やサービスは、これからの時代、消費者へこれまでの当たり前から更に深掘りした提案が必要と思われます。
2024年9月20日のTOPIXにも公開しましたが、ウェルネス(Wellness)視点は、これからのアロマビジネスを行う方々、生活にアロマを取り入れている方々にとって、ひとつの基軸になるのではと考えます。 ウェルネスという概念の中、アロマをどう生活に取り入れ、どう有意義なライフスタイルを築くのかまでを深掘りし提案することで、これまでのアロマに対する考え方からより一層生活者のライフスタイルに寄り添った提案が行えると考えます。
リラクゼーションや予防医学など、ライフスタイルにより良いモノや自分にとって必要なモノなど、人々にとって商品やサービスが選ばれやすく、選びやすくなるのではないかと私たちは考えます。
 
ウェルネスアロマ
 
SDGsの取り組みやサステナビリティな考え方が浸透してきた今、ライフスタイルを自然とウェルネス視点を取り入れてる方々も増えてきている印象です。 これまで事業者は消費させることが目的であった時代から、ターゲットになり得る方たちのライフスタイルの中の出来事やきっかけづくりまで考え想像したモノづくりの提案が重要になります。
 
アロマビジネスをお考えの方はコチラまでお気軽にへご相談ください。
減圧蒸留装置に関してはコチラ、またはお電話にてお問い合わせください。
 

目標は廃棄ゼロ!サステナビリティを実現する農園アロマ。

2024.10 .21

目標は廃棄ゼロ!サステナビリティを実現する農園アロマ。

そんなエッセンシャルオイルの開発を行うのは、みかんの名産地、生産量日本一を誇る和歌山県有田市に在る株式会社伊藤農園です。 中でも有田は400年以上のみかん生産の歴史を持ち、「紀州有田みかん」は、トップブランドとしてこれまで多くの方々に親しまれています。
有田はみかんづくりに非常に適した土壌と、太平洋の黒潮から吹くミネラルを含んだ潮風によって、他にはない優れた品質を得ることができます。
同社はいち早く6次産業化の取り組みを行い、事業拡大と共に多くの様々な加工品の開発、販売を行っています。 加工品で果汁を必要となる商品の場合、搾汁工程がございますが、同社では柑橘を半分に切り、押絞る搾汁方法を採用しています。それによりきれいな皮がそのまま残ります。それを廃棄するのではなく、副産物と考え、上質なエッセンシャルオイルを蒸留し、商品化しています。 これにより、残渣の廃棄が大幅削減され、持続可能な社会への貢献を目指し取り組んでおります。
 
株式会社伊藤農園エッセンシャルオイル
 
同社では品質の良い原料を最大限活かすため、当社のアロマ減圧水蒸気蒸留装置(以下:本装置)を採用しています。 本装置は、減圧蒸留(〜40℃)により、よりナイーブなこだわりの香りを採取できること、またアロマオイルの採油率が多いことが、原料の香りの質や品質にこだわった商品づくりに定評があります。 また原料に合わせた6通りの蒸留方法が選択でき、操作性はもちろん、堅牢な造りもこれまで多くのお客様に定評があります。 無駄が一切ない、無駄を生まない!これが本装置の大きなメリットです。
 
株式会社伊藤農園の情報はプレゼンテーションシートをご覧ください。
蒸留試験についてはこちらからお問い合わせください。
 

沖縄、宮古島の植物を使用した、オーガニックコスメブランド「ミルポッシュオーガニクス」。

2024.10 .16

沖縄、宮古島の植物を使用した、オーガニックコスメブランド「ミルポッシュオーガニクス」。

「ミルポッシュオーガニクス」は沖縄、宮古島で育った植物原料を活かし誕生した、純国産オーガニック化粧品です。「ミルポッシュオーガニクス」は妊婦、赤ちゃん、ママに向け開発され、日々の暮らしで安心して使用していただけることを目的とし、肌や身体に優しく効果が得られることを徹底的にこだわっています。
主成分は月桃やアロエ、ツバキなど、島の植物を厳選して使用し、それ以外の使用する原料も厳選された無添加オーガニックの原料を使用しています。
 
「ミルポッシュオーガニクス」
 
また「ミルポッシュオーガニクス」では、精製水を使用せず、アロマ蒸留水(アロマウォーター)を使用しています。
商品ラインナップは、主にボディケア商品、スキンケア商品、ベビースキンケア商品等のカテゴリーで、クリームやオイル、ミスト、ソープなど多種に渡る商品ラインナップが揃っています。
 
アロマ減圧水蒸気蒸留装置
 
そんなこだわりの化粧品開発を行う上で、当社のアロマ減圧水蒸気蒸留装置(以下:本装置)が採用されています。
本装置は、減圧蒸留(〜40℃)により、よりナイーブなこだわりの香りを採取できること、またアロマオイルの採油率が多いことが、原料の香りの質や品質にこだわった商品づくりに定評があります。
また原料に合わせた6通りの蒸留方法が選択でき、操作性はもちろん、堅牢な造りもこれまで多くのお客様に定評があります。
 
「ミルポッシュオーガニクス」の情報はプレゼンテーションシートをご覧ください。
蒸留試験についてはこちらからお問い合わせください。
 

製薬思想に基づいた、アロマとスキンケア化粧品開発。

2024.9 .26

製薬思想に基づいた、アロマとスキンケア化粧品開発。

前々回のTOPIXでお知らせしたクラフトジンの開発を行う前田薬品工業株式会社は、これまで長年に渡る医療現場の治療薬の研究開発で培ったノウハウで、スキンケアを中心とした化粧品廃発を行っております。 豊な富山の大自然の素材から、純度の高いアロマから人々の健康に寄与した、スキンケア化粧品ブランドTaromaをシリーズ化しています。同社は自社ハーブ農園も運営しており、アロマを通じた健やかな美をコンセプトに化粧品開発を行っております。
 
前田薬品工業株式会社化粧品工場
 
そんなこだわりの化粧品開発を行う上で、当社のアロマ減圧水蒸気蒸留装置(以下:本装置)が採用されています。 本装置が支持される理由として、「採油率が高い」「操作性が優れている」という声を多くいただいております。採油率に関しては、これまで酒造の蒸留装置の開発で培った技術を応用し、他では真似のできない技術且つ堅牢な造りになっております。また減圧蒸留(〜40℃)が可能で、様々な原料に合わせた6通りの蒸留方法が可能なのも本装置独自のアドバンテージです。 無駄がなく、扱いもラク、壊れない、それが当社のアロマ減圧水蒸気蒸留装置です。
蒸留機の導入をお考えの方、更に他よりも優れた製品開発をお考えの方にとって、本装置は他にはない性能と高パフォーマンスによってそれを確実にします。
前田薬品工業株式会社スキンケア化粧品ブランド「Taroma」についてはこちらをご覧ください。

ウェルネスに欠かせない、アロマライフスタイルを。

2024.9 .20

ウェルネスに欠かせない、アロマライフスタイルを。

ウェルネス(Wellness)という概念が数年前から囁かれるようになり、それを提案する企業や生活に取り入れる方々も増えて参りました。 ウェルネスというコトバや概念の浸透はまだまだ一般的ではないですが、現代を生きる皆さまにとってライフスタイルを有意義にするためには必要な概念と思います。 ウェルネスとは簡単に言えば、健康でより良い日常のため、身体や精神をより良く保つ選択をおこない、充実したライフスタイルを追求しよう! このようにあなた自身の生き方を充実させるための考え方です。そんな概念の中でアロマをライフスタイルの一部に取り入れるのは、ウェルネスにおいて予防医学の観点から非常に有効です。
 
ウェルネスアロマ
 
昨今ではメディカルアロマを勧める医療機関やアロマの専門家も多くいられます。天然アロマは元となる様々な原料により、精神的、身体的に効果を発揮するもの、ウィルス除去や抗菌など、それぞれ効能効果があるため、上手にライフスタイルに取り入れることで、アロマライフはあなたの身体や精神を安定させ、日常のバランスを整えてくれるひとつの手段です。
 
アロマセラピー
 
国内においてアロマ市場は成長を続けてきておりますが、まさに今、このウェルネスの思考により、市場は次のフェーズに移行していくものと考えられます。ウェルネスを念頭においた様々なアロマ関連商品やサービスが生まれ、多くの市場参入が期待されます。 当社のアロマ減圧水蒸気蒸留装置は、より品質や性能が求められるこれからの時代やニーズに常にフィットし続けられる高性能アロマ蒸留装置です。

第3回 国際発酵・醸造食品産業展へ出展しました。

2024.8 .19

第3回 国際発酵・醸造食品産業展へ出展しました。

7月30日〜8月1日の3日間で行われた。第3回国際発酵・醸造食品産業展が無事終了しました。イベント期間中は、晴天に恵まれたのは有難いことですが、気温が連日35度以上と大変厳しい暑さだったにも関わらず、大変多くの方々に当社ブースへお越し頂きましたこと、大変嬉しく思うと共に、有り難く思っております。
今年は例年に比べ、海外からの事業者の方が多く訪れ、アロマ減圧水蒸気蒸留装置について非常に熱心にリサーチされていました。 また、国内事業者においても、クラフトジンの蒸留やリキュールなど、酒造の蒸留においてのご質問も多くございました。中でも既に蒸留機をお持ちで、商品販売しているけれども、さらにコンパクトな蒸留機をお探しで、当社ブースにお越し頂き、実際に装置を見に来られた方々も多くございました。
酒類業界は、市場がクラフトビールに続き、クラフトジンやクラフト焼酎など、新たに導入検討している事業者様が増えているのを実感したイベントとなりました。
 
 

リキュール向けアロマ蒸留サンプル展示

2024.7 .10

リキュール向けアロマ蒸留サンプル展示

当社は、来たる7月30日〜8月1日まで東京ビッグサイトで開催される「第3回 国際発酵・醸造食品産業展」へ出展します。 それに伴い、展示会用サンプルアロマの蒸留を行いました。今回蒸留したアロマサンプルは、コリアンダーとアンジェリカルートの2種類です。 コリアンダー、アンジェリカルート共にリキュールの香りづけに良く用いられます。 展示会当日は、アロマ減圧水蒸気蒸留装置(以下:本装置)を展示しますが、今回は本装置をクラフトジンやクラフト焼酎、リキュールなどオリジナルの種類の蒸留・製造が可能な装置としても展示致します。
 
アロマ減圧水蒸気蒸留装置
 
それにより、酒類の製造で良く用いられる原料のアロマサンプルを用意することに致しました。 今回用意したアロマサンプルは、コリアンダー、アンジェリカルート共に、「常圧蒸留:アロマオイル/アロマ蒸留水」、「減圧(80℃)蒸留:アロマオイル/アロマ蒸留水」です。 どちら共に、常圧蒸留と減圧蒸留の香りは大きく異なります。常圧は原料よ香りがより力強く感じられ、減圧はナイーブで丸みを感じる香りです。 酒類の香りづけでアロマを用いる場合、香りのバランスは非常に重要です。
 
クラフトジン
 
本装置はお客さまの商品イメージに基づいた原料の香りを最大限に引き出すことが出来ます。 この機会にぜひ当社ブースへお越しください。
 
■第3回 国際発酵・醸造食品産業展の情報はこちら
■アロマ蒸留試験のご依頼、お問い合わせはこちら
◎コリアンダーアロマ蒸留試験内容はこちら
◎アンジェリカルートアロマ蒸留試験内容はこちら
 
 
 

7月、第3回 国際発酵・醸造食品産業展へ出展します!

MOTOMURA AROMA TOPICS

本村アロマの事業活動を随時更新。

2024.6 .28

7月、第3回 国際発酵・醸造食品産業展へ出展します!

今回で3回目の開催となる「第3回 国際発酵・醸造食品産業展」へ今回も出展します。今回で3回目の出展となりますが、前回においては非常に多くの反響をいただき、いくつかのご成約も頂きました。発酵や醸造に関する市場は、昨年と比較してもまだまだ衰える様子もなく、酒類に関しては、クラフトビールブームに続き、クラフトジンやクラフト焼酎がこれから市場を賑わせていくのでは無いでしょうか!?
そんな中、今回もアロマ減圧水蒸気蒸留装置の実機を展示致します。当社のアロマ減圧水蒸気蒸留装置は、本装置で独自の原料を蒸留させ、お客さまオリジナルのジンや焼酎、リキュールなど酒類の製造が行えます。オリジナル「アロマ」という強みを最大限に活かした、絶対的差別化を生むオンリーワンの商品開発が行えます。
ぜひこの機会に当社ブースへお越しください!
当日はコリアンダーやアンジェリカルートなど、酒類の開発で多く用いられる幾つかのアロマサンプルも常備しますので、香りのテイスティングを試してみてください。
 
アロマ減圧水蒸気蒸留装置

■イベント:第3回国際発酵・醸造食品産業展  ■日時:2024年7月30日(火)〜8月1日(木)  ■開催日時:10:00〜17:00  ■会場:東京ビックサイト 東展示棟 5・6ホール ブース「E5-1-1」(東ホール)  ■出展製品:アロマ減圧水蒸気蒸留装置/100L×2室タンク  ■公式サイト:https://hakkoexpo.jp

平戸夏香アロマ蒸留試験

2024.6 .14

平戸夏香アロマ蒸留試験

長崎県平戸市のブランド品である「平戸夏香」のアロマ蒸留試験を行いました。原料は果皮4.7kg、常圧蒸留、蒸留時間約60分。 埠頭蒸留開始後、たちまちアロマオイルが注がれ始めました。アロマを多く保有している原料は、この様に早い段階で多くのアロマオイルが抽出されます。その後約40分間蒸留を継続し、80ccのアロマオイルが採取できました。 香りは非常にナイーブでまろやかな中に、スッキリとした清涼感のある、大変上質な香りでした。